【N3文法】~わりに
文型:~わりに
意思
日文:
~と思えないくらい / ~とは不釣り合いに
この程度のレベルかなと思っていたのに、実際にはそれよりもよかった、あるいは悪かった時に使う。程度の差には幅がある。
英文:
considering
接续
V(普通形) + わりにイA(普通形) + わりにナA(普通形) + わりに ※ナAなわりにN + のわりに ※NのわりにV | 言う | 言うわりには— | — | —イA | 高い | 高いわりにナA | 大変な | 大変なわりにN | 値段 | 値段のわりに |
例句
同僚はいつも忙しいと言っている わりに 、仕事中によくスマホでFacebookを見ている。
彼は勉強していなかった わりに 、テストの点が良かった。
田中さんは留学の経験がない わりに 、綺麗な発音で英語を話す。
この鞄は高い わりに 、よく売れる。
日本語教師の仕事は忙しい わりに 、給料は安く辞める人も多い。
プログラマーの仕事は大変な わりに 、給料が低いのでフリーランスになる人も増えている。
このラーメンは値段の わりに 、おいしかった。
息子はインフルエンザの わりに 、食欲もあるし元気だ。
今日は休日の わりに 人が少ないね。どうしてだろう。
このコンピューター、中古の わりに 高くない?
相手の選手は負けた わりに 、あまり悔しそうにしていなかった。
昨日見た映画は評判の わりに 、面白くなかった。
このレストラン、レビューが星5の わりに 、そんなに美味しくないね。
(写真を見ながら)え?この人、50歳なの?歳の わりに 、若く見えますね。
本当にスキーしたことのないの?初めての わりに 、上手に滑れているよ。
誤用例
× 毎日、10時間も勉強したわりには、不合格だった。
〇 毎日、10時間も勉強したわりには、成績があまりよくなかった。
上の文のように、「~わりには」の後件には制限があります。誤用例では、合格か不合格か2つしか結果がなく、その間の幅がありません。
このように幅がないものには「~わりには」が使えません。